![]() | Feeling Good Randy Crawford、Joe Sample 他 (2006/08/21) Ucj この商品の詳細を見る |
ランディ・クロフォードとジョー・サンプルのアルバムが発売されたので、早速購入。
僕はジョーのピアノを上手いと思ったことがない。
割とちいさなフレーズをこちょこちょ弾く人というイメージ。ただセンスは一級品。
今回のこのアルバム、選曲がものすごくよくて、1曲目、2曲目なんか、こんないい曲、あったのかと思うほどの出来であります。
1曲目の「FEELIN GOOD」と2曲目の「END OF HTE LINE」、それに4曲目の「RIO DE JANEIRO BLUE」。5曲目の「LOVE TOWN」、いいですね。何となくブルージーで軽快で、このふたりだからこそ取り上げられた選曲です。
もうひとつ、ミックスが良い。誰がミックスしているのかとクレジットを見ると、アル・シュミットさんでした。なるほど、ナタリー・コールの「アンフォゲッタブル」のアルさんね。いいのが当たり前です。この人、天才だから。1曲目のドラムとベースのバランスを聴いてください。耳が喜びます。
ジョーにしてみればランディとは「STREET LIFE」以来の再会であります。
いわば昔の女。
老年に近いピアニストと中年に入った女性ボーカルが「もう一回いっしょにやろうよ」って感じでメジャーを動かしてレコーディングできる環境も素敵だし、そのふたりがこれくらいいい感じでコラボできるのって、なかなかないです。
そういえばちょっと前に昔のガールフレンドと10数年の時間が経った後、偶然街で再会したことがあったなあ。
その時は昔話に花を咲かせたあと、「じゃあね」って感じで互いの巣にもどっていったっけ。昔はあれほど愛した関係だったのに、切ないですね。互いにあたらしい生活があると宣言しあった感じ。
別にそこから恋愛がはじまるとは思っていなかったものの、ふたりの間にあった時間とか人生が、それ以上の発展をこばんだわけです。と思うとこのふたりが羨ましくなった。ちくしょう、僕だってこんなふうに昔のガールフレンドと再会したかったぞ。
音楽というのはセックスしているのと同じ感じがあって、おなじビートに体をあづけていると、「うわっと」とか分かり合える瞬間がある。
かと思うと、全然ビートに乗れずに終わるセッションも多々あるわけで、それはその間に磨いてきた互いの人間の深みがなせる業なのだ。昔のガールフレンドと再会がうまくいった好例が、このアルバム。
羨ましい。。。
羽島 亨
P.S.
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